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「家をつくるということ。」

それは多くの皆さまの人生において、最も重要な出来事の一つです。

NEXTコーポレーションでは、そんな大切な家づくりにおいて3つのコンセプトがございます。

1.健康な家づくり

快適な室内環境によって家族の健康を守る家づくり

 NEXTコーポレーションの考える「健康な家」とは、子どもからお年寄りまで家族のみんなが家中どこにいても一定の温度と湿度に保たれた家

「夏はさらっと涼しく、冬はぽかぽか暖かい。」
人が健康で快適に暮らすことのできる環境は夏場で26〜29℃、冬場では19〜22℃、湿度が40〜60%くらいと言われています。

 家が原因となる健康被害とは、おもに「寒さ」「温度差」「カビ・ダニ」などがあげられます。昔から「冷えは万病の元」と言われるように体を冷やすことで、がん・脳血管障害・心疾患・精神的なストレスなど様々な病気の原因になりえます。また「温度差」によって引き起こされるヒートショック症状住宅で最も多い健康被害と言われています。

 冬場に寒い脱衣場で服を脱いで裸になり、冷え切った浴室に入ると血管がびっくりして縮み、血圧が急激に上ります。その状態で熱いお湯に浸かるので、さらに血圧が上昇します。しかし、体が暖まることで血管は広がりだし、今度は逆に血圧が下がってしまいます。このような血圧の乱高下が心臓に大きな負担をかけ、ヒートショックを招くのです。
 日本において、入浴中に急死したと推定される死亡者数は、なんと交通事故死亡者数4,600人を大きく上回る年間17,000人に及びます。

 そして「結露」によってもたらされる健康被害が「カビ・ダニ」によるアレルギー疾患です。ここでいう「結露」とは、壁や天井の中など見えない場所に発生する「内部結露」のこと。気密性が低い住宅は、外気の湿気が家の隙間を通って入ってきます。この時に外気と内気との温度差によって、壁や天井の中に侵入した水蒸気が「結露」します。壁や天井の中なので目に見えず放置してしまうと、そこに「カビ」が発生します。「カビ」が発生すると「カビ」を食べる「ダニ」が大量に発生してしまい、これらが原因となるアレルギー性鼻炎や気管支喘息、アトピー性皮膚炎を発症してしまうのです。

 人生の中で最も長く過ごす場所でもある家であるからこそ、子どもからお年寄りまで家族のみんなが家中どこにいても「快適」な住宅でなければなりません。「快適」な住宅にすることによって、家が原因となる健康被害に対して一つ一つの作業を「丁寧」に行って解決していくことがNEXTコーポレーションの考える「健康な家づくり」です。

2.頑丈な家づくり

巨大地震にも耐え抜く家づくり

 近年の家づくりにおいて「耐震」という言葉を聞く機会が多いと思います。「耐震」とは文字通り地震に耐えうる性能のことを表します。「耐震等級」とは住宅性能表示制度に基づく建物の構造の強度を表す基準で3つの段階に分かれています。

耐震とは、いつ起こってもおかしくない大地震に対しての備えです。

 1995年の阪神淡路大震災から2016年の熊本地震まで、21年間で震度6以上の地震が12回も発生しています。地震大国である日本で家を建てる以上、地震対策は必ずと言ってもいいほど必要な要素です。まだ記憶に新しい平成28年の熊本地震においては余震と本震で「震度7」が2度観測されました。観測史上初の出来事です。国土交通省の熊本地震の被害報告には、今まで安全とされていた現行の建築基準法で建てられた住宅であっても複数の「全壊、倒壊」の事例が報告されていますが、その中でも「耐震等級3」で建てられた住宅はほぼ無被害または軽微な被害状況であったと報告されています。

 熊本地震で学んだことは現行の建築基準法では震度6強~震度7の地震では「命は守れたとしても、家の損傷が激しくその後に住める状態ではなくなり、建て替えなくてはならない可能性がある」ということです。

 NEXTコーポレーションの「頑丈な家づくり」とは「命を守る家ではなく、100年に1回の震度6強の地震にも耐え抜き、地震の後でも安心して住み続けることができる家」だと考えます。

長持ちする家づくり

 日本の木造住宅の平均寿命は30年といわれています。それがアメリカでは103年、イギリスでは141年と、日本の3~4倍以上です。つまり日本の住宅は欧米諸国に比べると非常に寿命が短いのが分かります。

 では、どうして日本の家だけこんなに寿命が短いのでしょうか?

 日本の住宅のほとんどが、戦後に建てられた住宅です。戦後しばらくして高度経済成長期を迎え給与取得者であるサラリーマンが増加し住宅を建てる人たちが増加し、その需要に合わせるように住宅ローンも普及したことで住宅が大量に供給されるようになりました。そのため「質より量」を優先し、消費者に手頃な価格で大量に住宅を供給するためには「耐震性や耐久性」を犠牲にせざるをえなかったわけです。

 また湿度の安定している欧米諸国と違い日本は、高温多湿な気候であるにもかかわらず湿気を軽視した家づくりが、日本の住宅の寿命を短くしてしまいました。この湿気によって屋根や天井、床下、壁の内部に「内部結露」が生じ、木材を腐朽させてしまっているのです。

 当然、そのような状況はシロアリが最も好む条件です。シロアリは非常に恐ろしく、目に見えない家の要となる土台や柱を食い荒らし、地震に弱い住宅にしてしまいます。

 現在、日本人の平均寿命が女性は87歳、男性は81歳です。医療技術の発達や環境の変化により、女性は90歳、男性は84歳まで伸びると想定されています。仮に35歳で家を建てたとして55年は家が必要となります。現在の一般的な住宅の寿命が30年なので30~40年後の65~70歳で家を建て替えることになります。勿論、その間適切なメンテナンスをしっかり行えば60年使う事も出来ます。ただ、その場合のリフォーム費用は、もう一回建て替えるほどの費用を要します。どちらにしても少子高齢化で社会保障に期待できない日本では老後に不安をかかえてしまいます。

 NEXTコーポレーションの考える長持ちする家づくりとは、「シロアリ対策」や「内部結露対策」をしっかりと行い、できるだけメンテナンス費用をかけずに孫の世代まで遺すことができる家だと考えます。

3.日々の生活とメンテナンスにお金のかからない家づくり

日々の生活とメンテナンスにお金のかからない家づくり

 家を建てるにあたって、「坪単価」や「購入金額」に目がいきがちですが、建築後も様々な費用がかかります。どれだけ家を安く建てることができたとしても、日々の生活にかかるランニングコストや建物を維持するためのメンテナンスコストが高ければ意味がありません。

 まず、家にかかるランニングコストとしてあげられるのが光熱費です。パッシブハウスには「家の燃費」という考え方があります。車に「燃費」があるように家にも「燃費」をという発想です。車の場合は1ℓあたりどれくらい走行するかでガソリン代が変わってきます。家の場合は1年間の暮らしでどれくらいエネルギーを消費するかで光熱費が変わってきます。「家の燃費」が悪い家とは、暖房をつけているのになかなか暖まらない、足元がスースーする、夏は冷房がフル稼働、など暮らしに使うエネルギーをたくさん消費する家です。「家の燃費」が良い家とは少ないエネルギーで家全体が暖まったり、冷ましたりできる家。言い換えれば「熱を逃がさない家」です。

 次にメンテナンスコストです。これは家の作り方によって大きく差がでます。一般的な住宅の場合10~15年で外壁や外壁のつなぎ目であるコーキング材の劣化などでメンテナンスが必要とされています。一方、自然由来の建材、例えばタイルや塗り壁などは手間と技術が必要ですが、一度しっかりつくれば長持ちしメンテナンスの回数も少なくなります。

家は建てたら終わりではなく、建ててからが本当のスタートです。

 NEXTコーポレーションの「日々の生活とメンテナンスにお金のかからない家づくり」とは耐久性の高い建材を使用し、職人の確かな技術で「高断熱・高気密」住宅を造り上げた、ランニングコストが安くメンテナンスにお金のかからない家づくりだと考えます。

 家づくりは一生で一番大きな買い物と言われます。家は「いくらで買ったか」ではなく、50〜60年後の将来かかるお金も含めて、どのくらいお金がかかるのかという視点で考えなければならないと考えます。

 そもそも家を造るのはいったい何のためでしょうか。それは家を建てる夢を描くのではなく、その家に住んで家族と楽しい生活を送ることではないでしょうか。お客様にとってより良い暮らしを実現していただくために「無理のない資金計画」をご提案できればと考えます。

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