家づくりでいう自然素材に明確な規定はありませんが、一般的には、地球の恵みを限りなく自然のままに活用した、木、土、石、紙などを材料としたもので、無垢の木材、石灰を原料とする漆喰や、堆積岩を原料とする珪藻土、和紙や月桃の壁紙などがあります。これらの自然素材は自然から授かった、たくさんの良い機能を持っています。
例えば自然素材にはホルムアルデヒド等有害な化学物質は入っていませんし、常に呼吸していますので天候や気温、湿度に合わせて快適な空間を作ってくれます。また、無垢材のフローリングや壁板は木肌や木目、木の香りなど「木のぬくもり」を直接感じることができます。
しかし、一言で自然素材といっても様々な種類があり、性能や品質に違いがあります。中には自然素材を原料として使っていても成分表を見ると化学薬品を使っているものもあります。
例えば、よく聞かれる珪藻土は漆喰のように空気によって固まる性質を持っていないので、接着剤(凝固剤)として「合成樹脂化合物」が使われている場合があります。また、塩化ビニール製クロスの代わりに「合成樹脂化合物」の入った接着剤入りの安価な珪藻土を使い「自然素材住宅」とうたっている住宅会社も多く見受けられます。当然、本物の珪藻土には「合成樹脂化合物」の入った接着剤などは入っておらず、漆喰や粘土を凝固剤として使います。
NEXTコーポレーションでは安全性とコスト面の両方をクリアした「本物の自然素材」を提案しています。
▲土佐漆喰
灰岩は炭酸カルシウムを主成分とした堆積岩で、太古の石灰藻や珊瑚、貝殻、石灰質プランクトン等、炭酸カルシウムで殻や骨格を構成する生物の屍骸が堆積、石化したものです。高知県は世界有数の石灰の産地で、品質、埋蔵量ともに世界一と言われています。
NEXTコーポレーションでは、高知県で採掘した石灰岩を原料とした土佐漆喰を提案しています。
▼北海道稚内層珪藻頁岩
NEXTコーポレーションでは、健康的で持続可能なライフスタイルを実現する為に、一般の珪藻土より優れた消臭、調湿機能を持つ北海道稚内層珪藻頁岩を提案しています。
▼無垢フローリング
年を追うごとに美しく経年変化していく無垢フローリング。
NEXTコーポレーションでは、熱伝導率も低く蓄熱性能にも優れた、自然塗料でコーティングされた無垢フローリングをご提案しています。